専門領域別研究集会とは
専門領域別研究集会の目的は、「歯科衛生士の研究活動を推進する」ことにあり、日頃の研究成果を公表し、同じ歯科衛生士研究者で活発に討論できる場を目指します。
また、日本歯科衛生士会では将来的に「専門歯科衛生士制度」の構築を見据えています。専門歯科衛生士は、「特定分野における卓越した実践能力及び歯科衛生士への指導力を有し、他職種との相談、調整を担うとともに、専門分野の研究に貢献できる者」と定義づけています。国民の口腔保健ニーズに歯科衛生士が応えるのみならず、新たなニーズを探索・創出していくためにも、歯科衛生士の研究活動をさらに推進する必要があり、本集会を開催する機会を創りました。本集会は、3つの専門領域(医療連携・口腔健康管理/口腔健康教育/地域連携・口腔健康管理)から構成されています。
➤過去の専門領域別研究集会紹介はこちらからご覧いただけます
PDF歯科衛生士の研究活動を推進しより高い専門性を持つ
-これからの学術大会における専門領域別研究集会開催のご案内-
(日本歯科衛生学会雑誌Vol.18 No.2掲載)
3つの専門領域
- 医療連携・
口腔健康管理 -
周術期口腔機能管理を主軸とした口腔健康管理や多職種連携・チーム医療に関する活動のなかでの研究成果発表を主体とした専門領域です。
例)
全身疾患を有する患者に対する口腔健康管理の効果
入院患者の予後を決定する口腔状態因子の探索
- 口腔健康教育
-
個人・産業歯科保健・学校歯科保健での歯科予防から医療安全管理対策まで多岐に渡る口腔健康教育に関する活動のなかでの研究成果発表を主体とした専門領域です。
例)
歯科診療所や地域行政における歯科保健活動の効果
歯周治療における歯科衛生士の介入効果
- 地域連携・
口腔健康管理 -
地域医療や在宅医療における口腔健康管理に関する活動のなかでの研究成果発表を主体とした専門領域です。
例)
歯科訪問診療での口腔健康管理の効果
摂食嚥下リハビリテーションを通じた他職種との連携効果
効果的なオーラルフレイル予防活動の確立
専門領域のご登録
歯科衛生士の専門性をさらに促進するため、3つの専門領域(医療連携・口腔健康管理/
口腔健康教育/地域連携・口腔健康管理)
ごとに、ご登録を受け付けています。
ご自身の専門領域、興味のある領域へのご登録をお願いいたします。
ご登録いただいた方には、最新情報や有益な情報をお届けする予定です。
※ご登録いただいた個人情報は、本会からのお知らせやご連絡以外の目的には使用いたしません。
委員会紹介
日本歯科衛生学会企画第二委員会が研究推進のために設置され、専門領域別研究集会の企画・運営等を行っております。
| 【委員長】 | 米澤大輔 |
|---|---|
| 【副委員長】 | 西村瑠美 |
| 【委員】 | 川野亜希 松田悠平 白部麻樹 松原ちあき |
専門領域別研究集会のご案内
第2回 専門領域別研究集会
【終了しました】
第2回専門領域別研究集会は、活発な意見交換が行われ、盛会のうちに終了しました。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

第1回専門領域別研究集会
「歯科衛生士の活動を学術へ~各専門領域の現在地を確かめる~」
-
第1回専門領域別研究集会は、200名を超える方々にご参加いただき、盛況に終えることができました。誠にありがとうございました。